ネズミ1匹、マンション鳴動・ガス爆発=四川
「ドン!」--。大きな音が響いた。窓が枠ごと吹き飛んだ。窓の外にあった鉄格子も落下した。建物が振動した。マンション2階の1室だ。爆発元の厨房では、天井板がほぼすべてはずれて落ちた。ネズミがガス管をかじり、調理の火が漏れたガスに引火したと見られている。四川新聞網などが、同省広元市で17日に発生したガス爆発事故を報じた。
Qさんはすでに高齢で、夫は病気で入院中だ。息子は付き添っている。家にいるのはひとりだけだった。
午前7時ごろに起き、朝食を作ろうと思った。厨房に行き、ガスコンロに点火した。
とたんに「ドン!」という大音響が轟(とどろ)いた。“空気の壁”がQさんを突き倒した。天井板がQさんの上に落ちてきた。
窓が枠ごと、建物外に吹き飛んでいった。窓の外の鉄格子も落ちた。砕けたガラスが飛び散った。台所内のあれやこれやが建物外に飛んで行った。野菜が弧を描いて飛んだ。建物から約10メートル離れた場所に着地した。ビニール袋などは急速に建物外に押し出されてから、ゆっくりと落ちて、木の枝に引っかかった。
台所の天井板は、ほぼすべて落ちた。照明器具も破壊されて落下した。部品の一部はコードの下に垂れ下がった。
同マンションの隣人によると、強烈な音が響き、その後に建物が強く揺れた。いったん建物外に出て状況を確認し、急いで警察に通報したという。消防とガス会社職員も現場に急行した。
爆発にともない、厨房内の一部の物が燃え始めたが、通報した住人がホースを引いて中に水をかけて、消防などが到着する前に消し止めた。Qさんはドアの変形などで外に出られなくなっており、ベランダ側から消防が救出した。
ガス会社職員が確認したところ、ゴム製のガス管にかじり取られたような穴があった。Qさんによると、数日前から家の中で大きなネズミを見かけるようになったという。そのため、ネズミがガス管をかじって穴をあけたとみられている。
朝食を作ろうとした際に「ガスか石油のような臭い」を感じたが、まさかガス漏れとは思わなかったという。
爆発を起こした部屋の周囲に、多くの住人が集まってきた。消防士が人々に、「ガス漏れを感じた場合には火の気を避ける」、「窓やドアを開けるなどで換気する」、「通報する」など、ガス使用についての安全知識の基礎を改めて説明して、注意を促した。
作業が一段落して警察や消防は引き上げることになった。Qさんの息子はまだ病院から戻れないため、隣人の家にしばらくいてもらうことになった。同爆発でけが人の発生は伝えられていない。
(2014/12/19 サーチナ)
英国:大きい「変異」ねずみ、収容施設を閉鎖に追い込む
英紙「デイリー・ミラー」の19日付の報道によると、イギリスのあるホームレス収容施設で、ねずみ害が発生した。その数量は多く、長いものの大きさは約60cmと驚きである。住民たちはねずみ害に悩み、次々と引っ越した。収容施設は一時閉鎖を余儀なくされた。
収容施設に住んでいた25歳の母は「3歳の娘のベビーカーを階上に置き、ねずみが這い上がるのを防ぐ。これらのねずみは走り回り、大きな音でドアを閉めたとしても、ねずみは見るだけで驚かない。当局は対策を取ると約束したが、効果はなかった。殺鼠剤設置で、ねずみの死骸の臭いがする。ただ、ねずみは耐性を生むみたいだ」と語った。
ねずみ害の原因は調査中。当局は同収容施設を閉鎖し、住民たちを別の場所へ移転させた。
(2015/01/20 新華ニュース)
中国:火鍋から”ネズミの死骸”、来店客に40万円の賠償金
四川の火鍋料理店で鍋の中に“ネズミの死骸”が入っていたとして、客が損賠賠償を求める騒ぎが起きた。
ネズミの死骸がどのようにして鍋の中に入ったのかは不明だが、店側は事を大きくしないように総額2万人民元(約40万円)の賠償金を支払ったという。成都商報が12日付けで伝えた。
「もう二度とあんな店には行かない。思い出しても気持ちが悪い」。“ネズミ鍋事件”が起きたのは四川の大手火鍋チェーン・忘情水火鍋の南充市高坪店。インターネット(微信)に当時の状況を書き込んだ男性によると、友人3~4で昼ごろ店に入り、数種類のメニューを頼んだで食べていたところ、鍋の底にネズミの死骸が入っていたことに気づいたという。
ただ店の担当者は、「ネズミの駆除は定期的に実施しており、どうやって入ったか分からない。店には監視カメラを設置しているが、問題があったテーブルは死角になっていて確認できなかった」と話す。
現在、市の関係当局が調査に乗り出しているが、なぜかネットで被害を公表した男性が自分の書き込みをすべて削除。その男性との連絡も取れなくなっている状態という。
(2015/03/15 newsclip.be)
雨漏りにネズミ、英国会議事堂の老朽化に警鐘
「ビッグベン(Big Ben)」の名で親しまれる大時計台が付属する英国会議事堂は、華麗な新古典主義(ネオゴシック)様式の建築物だが、老朽化が進みネズミが走り回るなど、至急改修を行わなければ「見捨てざるを得なくなる」と議員らが懸念している。
ビッグベンでは雨天の際には雨漏りがするため、議員たちは紙くず用のごみ箱を使ってしずくを受けている。また凝った石細工の装飾は大気汚染で侵食されている。石綿(アスベスト)による健康被害が常に脅威として存在し、観光客が写真に欠かせない有名な時計台は、直角に対して46センチ傾いている。
議員たちが使うティールームの周りなどではよく、ネズミがちょろちょろしている姿が見かけられ、議事堂内には、ネズミを見かけたら「通報」できるよう「ネズミ・ホットライン」まで開設された。
ジョン・バーカウ(John Bercow)下院議長は先週の演説の中で老朽化問題を取り上げ、最終的に改修費には総額30億ポンド(約5470億円)かかると見積もった。さらに今後10年以内に大規模な改修を行わない限り、議事堂は20年以内に永久に使えない状態となり、国会は別の場所へ移動を余儀なくされるだろうと警告した。
現在の議事堂は、ウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)を利用しており、建物はチャールズ・バリー(Charles Barry)とオーガスタス・ピュージン(Augustus
Pugin)の設計で1870年に完成した。
国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産に登録されている。
(2015/03/09 AFP)
【英国】突然変異した巨大ネズミ「スーパーラット」が各地で発見される!約50センチの大きさも 美術館の招かざる客とは…
ノース・ロンドンで猫並みの大きさのネズミが見つかり話題となっている。
16~18インチ(40.6~45.7センチ)もあったと言われるこのネズミは通常の倍以上の大きさもあり、駆除用の薬入りの餌も通用しないいわゆるスーパーラットといわれる突然変異で、レストランなどの商業施設に出没する被害だけでなく、水道管、電気ケーブルを噛むなど様々な被害を起こしている。
実はロンドンだけでなく、近年イギリス本土ではこの進化したネズミが各地で発見されており、スウィンドンで駆除された巨大ネズミは20インチ(約50センチ)もの大きさがあったという。近年、これらの進化した巨大ネズミが増加した理由の一つとして、地方自治体の害虫駆除予算の削減などの影響で十分に駆除できていないことが挙げられており、現状益々増加する傾向にあるという。
(2015/02/25 AOLニュース)
市が「ネズミキラー」採用、駆除に本腰
パキスタン
パキスタン北西部にあるペシャワル(Peshawar)市当局はこのほど、市街地でのネズミの駆除を目指し、これまでに約10万匹のネズミを駆除したと主張する男性を担当職員として採用した。
ネズミ駆除専門の「ネズミキラー」になったナシール・アーマド(Naseer Ahmad)さんは月給1万5000ルピー(約1万7500円)に加え、一定の任務達成ごとに2000ルピー(2340円)のボーナスを受け取る。
友人の妻がネズミにかまれて入院したのをきっかけに地元で活動を始めたアーマドさんは、ここ1年7か月の間に10万匹以上を殺したという。
ペシャワル上下水道局のナシール・ガフォール(Nasir Ghafoor)局長はAFPの取材に対し、住宅や店舗内の織物に損傷を与え、食品を汚染するネズミが街中で増殖しているとの苦情が増えていたと説明。そのため「アーマドさんに職員として駆除の仕事に就いてもらうことにした。水道局内にネズミ駆除専門のポストを設けるのは史上初のことだ」と話した。
これまで一輪車を押しながら、ゴム手袋と農具のくわ一本でネズミを駆除してきたアーマドさんは、これからは部下5人を従えて作業にあたることになる。また、他の担当職員を育成するため、研修も行う予定だ。
(2015/02/21 AFP)
ネズミの恩返し行動を発見、人間以外で初
好物のバナナをくれた相手により多く「お返し」かネズミは仲間から受けた親切を忘れず、恩返しをするらしいという研究成果が先週、英王立協会の専門誌『バイオロジー・レターズ』に発表された。こうした行動が人間以外で観察されるのは初めてと、論文の共著者でスイス、ベルン大学の行動生態学者ミハエル・タボルスキー氏は言う。
ネズミが互いに協力し、助け合うことは既に知られているが、目先の利益がない場合は仲間に見返りを与えたりすることはないと、これまで一般的に考えられてきた。ところが実験でドブネズミは、以前に自分を助けてくれた個体に対して、よく見返りを与えることがわかった。次の機会にも確実に手助けしてもらうためではないかと、研究チームは考えている。
バナナをくれる相手が「上質」実験では、飼育下にあるメスのドブネズミに2種類の餌、バナナとニンジンを与えた。ドブネズミはバナナを好むが、ニンジンをあまり好まない。
まず、2匹のネズミを餌やり役に設定。それぞれの餌やり役がレバーを引くと、囲いの中にいるもう1匹のネズミに一口サイズのバナナとニンジンをそれぞれ与えられるようにした。そうすれば、餌を受け取ったネズミは、2匹のうちバナナをくれた方を「質の高い助力者」、ニンジンをくれた方を「質の低い助力者」と認識すると予想される。
次に研究チームは、餌やり役と受け取る役のネズミを入れ替え、受け取り役だったネズミがレバーを引くと、餌やり役だったネズミにシリアルフレークを与えられるようにした。すると、バナナを与えたネズミのほうが、ニンジンを与えたネズミより早く、回数も多くシリアルをもらえるという結果が出た。恩返し欲求、実は単純か?だが、ネズミは本当に仲間の親切に対して見返りを与えているのだろうか。
タボルスキー氏によると、ネズミは単純な関連付けを行っているという。「この行動には2つの要素が含まれています。個体の認識と、受けた恩恵の質に対する反応です」。後者については、ネズミがより良い餌のある場所に集まるといった行動から明らかであり、前者の個体認識については、ネズミを含む多くの種で広く確認されていると同氏は指摘する。
今回の結果を受け、タボルスキー氏は、他者に報いたいという欲求、そしてこの先も利益を与え合う関係を続けたいという思考回路は「我々が思うほど複雑ではないのかもしれない」と考えている。
受けたサービスに応じて見返りを与える。チップを払うのような考え方が、ネズミの世界にもあるのだろうか。
(2015/03/02 ナショナルジオグラフィックニュース)
燕・給食でネズミ被害か|社会|新潟県内のニュース|新潟日報モア
新潟県内の学校に給食食材を供給している公益財団法人県学校給食会の中越支所(燕市熊森)が、ことし1月13日に燕市内の全小中学校に納品したヨーグルトの容器に、ネズミのかじったような穴が開いていたり、ふんが付着していたりしたことが6日、分かりました。学校職員が配膳前に気付き、燕市教育委員会は全学校での提供を中止、すべて返品していて、児童や生徒は口にしなかったということです。
http://www.niigata-nippo.co.jp/…/nation…/20150307167356.html
ふたに穴が開くなどしたヨーグルト 燕・給食でネズミ被害か 県内の学校に給食食材を供給している公益財団法人県学校給食会の中越支所(燕市熊森)が1月13日に燕市内の全小中学校に納品したヨーグルトの容器に、ネズミのかじったような穴が開いていたり、ふんが付着していたりしたことが6日、分かった。学校職員が配膳前に気付き、市教育委員会は全学校での提供を中止、すべて返品した。児童や生徒は口にしなかった。 学校給食会によると、1月13日に各学校に納めたヨーグルトは608ケース(1ケース12個入り)。このうち80ケースで、ネズミがかじったような穴や、ふんが見つかった。 608ケースは1月9日にメーカーから納入…
niigata-nippo.co.jp|作成: The Niigata Nippo
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