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ねずみの被害事例
平成6年度~11年度までの新聞記事等に見られたネズミによる被害事例を、以下のようにとりまとめた

国内編 
害の分類:衛生上の害 山梨日日新聞
ネズミ感染調査開始 '95(H7).11.28
<県、地方病終息裏付けへ> 地方病(日本住血吸虫病)対策の見直しを進めている県は「終息宣言」に向けた最終資料とする野ネズミ感染調査を始めた。この地方病について、1978年以降、虫卵陽性者が、また、1977年以降、感染ネズミも発見されていない。

害の分類:衛生上の害 読売新聞
米飯給食にネズミのふん '95(H7).9.12
東京都世田谷区立烏山中学に配達された米飯給食にネズミの糞が混入していたことが判明した。区教委では、米飯給食が行われた同中学以外の2校の父母に対し、同中学の糞発見を伝え、陳謝する文書を配布し、また、同中学の父母にも文書でわびた。

害の分類:衛生上の害 南日本新聞
ストップ食中毒 消毒、ネズミ駆除に躍起 '95(H7).9.12
9月末に鹿児島県最大の飲食店街・天文館で起きた食中毒騒ぎで、天文館周辺の飲食店は病原菌対策などに、神経をとがらせている。店内を消毒したり、ネズミやゴキブリを駆除したりして、再発防止に取り組んでいる。

害の分類:衛生上の害 奈良新聞
エーリキア症 野ネズミ、ダニで確認 '98(H10).5.27
人に感染すると高熱や白血球の減少などの症状を起こす人畜共通感染症「エーリキア症の新しい型の病原体に、5都県の山中に生息する野ネズミやダニが感染していることを名古屋市や東京都の衛生研究所が初めて確認した。

害の分類:衛生上の害 沖縄タイムス
捕らえたりネズミ255匹 '98(H10).5.27
那覇港や那覇空港周辺で昨年1年間、捕獲されたネズミの数は255匹になることが那覇検疫所のまとめで分かった。ペスト菌はいずれも保有していなかったが、サルモネラ菌検査では6匹(2.4%)が陽性だった。

害の分類:衛生上の害 朝日新聞
頭痛起こす「広東住血線虫」増加 '98(H10).6.2
<カタツムリと遊んだら手を洗って> 東南アジアなど熱帯・亜熱帯地域の原産で、ヒトに感染すると激しい頭痛、おう吐などを引き起こす広東住血吸虫という寄生虫が、横浜、名古屋などの港湾地区にすむネズミに寄生し、増加傾向にあることが、厚生省の各検疫所などの調査で分かった。

害の分類:衛生上の害 沖縄タイムス
広東住血線虫症 6人発生 '00(H12).3.21
<ナメクジなどから感染> 沖縄県福祉保健部は、沖縄本島内で今年1月に好酸球性脳脊髄膜炎を主症状とする広東住血線虫症の患者が6人発生した、と発表した。ナメクジやアフリカマイマイなど軟体動物から感染するとみられている。

害の分類:停電・火災 宮崎日日新聞
電話が一時不通 '99(H11).9.24
日之影町の加入電話約430回線が、光通信ケーブル故障のため不通になった。調べによると、回線がネズミなどにかじられ断線していた。

害の分類:停電・火災 東京新聞
ネズミ感電 ビル半日停電 '94(H6).10.13
千代田区外神田のビル地下一階の変電室で「ボーン」という音とともに煙が立ちこめた。消防署が調べたところ、変電盤が焼け、床にネズミの黒焦げの死がいがあった。ネズミが電線に接触、ショートしたらしい。

害の分類:停電・火災 毎日新聞
ネズミが電気を止める '94(H6).10.13
東京・秋葉原のビルで、ネズミが高圧電源に触れて焼死、約13時間も電気が使えなくなる騒ぎがあった。電気街で電気のありがたみが身にしみる1日となった。

害の分類:停電・火災 西日本新聞
突然、真っ暗 公演中止 '94(H6).5.16
ネズミが送電線かじる? 福岡市民会館で突然停電事故が起き、クラシックの公演が中止された。会館外からの送電線をネズミがかじって、回線がショートした模様。

害の分類:停電・火災 北陸新聞
ネズミの巣で引火 '95(H7).12.27
金沢市の住宅の温水ボイラーから白煙が上がり、駆けつけた消防署員が消し止めた。ボイラー内部の燃焼室の上からネズミの巣が見つかり、これが半焼して煙を上げたことが分かった。

害の分類:停電・火災 朝日新聞
都会ネズミは火事の元? '95(H7).6.17
ネズミのしわざとみられる火災が、都内で多発している。東京消防庁管内で、昨年は2件だったが、今年は最近2か月間ですでに5件発生。いずれもネズミが配線をかじったり接触したりしてショートしたことが原因で、同庁は「ネズミを駆除する以外に、防止の決め手はないようだ」と注意を呼びかけている。

害の分類:停電・火災 産経新聞
子年最後の大暴れ!? '96(H8).12.9
干支のネズミが原因の火災が今年、東京都内で9件、11月だけで3件発生したことが東京消防庁のまとめで分かった。新宿区の雑居ビルの焼肉店が全焼したケースでは、床の電気コードをネズミがかじってショートさせたことが原因だった。
 
害の分類:停電・火災 中国新聞
小ペット火事にご用心 '98(H10).3.18
<東京で今年8件> 東京都内で最近、ハムスターやネズミ、ウサギなどの小動物が室内で電気コードをかじったり、排尿が原因で家電製品が加熱し、火事になるケースが相次いでいることが、東京消防庁の調べで分かった。

害の分類:停電・火災 北海道新聞
ネズミ原因で漏電 '99(H11).4.24
士別市内の市営住宅で出火した。天井裏の電気の配線にネズミがかじったとみられる跡があったことから、漏電により出火したとみられる。

害の分類:交通禍 山陰中央新報
ネズミの自殺 '94(H6).9.20
島根県の住宅街でガス爆発があった。民家の1階が柱を残して吹っ飛んでしまった。実地検分の結果、ネズミがガスホースをかじったことによる爆発であることが判明した。

害の分類:交通禍 山陽新聞
ネズミが原因 信号機トラブル '95(H7).3.2
岡山県津山市にあるJR姫新線坪井駅で、普通電車が信号機が赤のまま変わらず発車できなくなった。JR岡山支社の調べでは、同駅構内にある信号ケーブルの一部が、ネズミにかじられ、故障したらしい。

害の分類:交通禍 山陽新聞
ネズミいたずら? 山陽線に運休や遅れ '95(H7).7.3
広島県三原市のJR山陽線糸崎駅構内で普通列車が、信号が赤のまま変わらないため発車できなくなった。故障の原因についてJRは「ネズミが信号機内のケーブルをかじり、ショートしたのではないか」とみている。

害の分類:交通禍 新潟日報
ネズミが特急止める!? '96(H8).5.4
JR仙山線山寺駅付近で、信号機が赤になったまま変わらなくなる故障があり、同駅を通過予定だった寝台特急が北山形駅に2時間40分にわたり緊急停車した。JR東日本が調べたところ、信号機のケーブルにかじられたような跡があり、同社は破損の形状などからネズミがかじったのではないかとみている。

害の分類:交通禍 奈良新聞
踏切の故障はネズミが原因 '99(H11).7.30
奈良市にあるJR関西線の二つの踏切が故障した。遮断機を制御する信号ケーブルにネズミがかじった跡があったことから、JR西日本はネズミが原因と断定した。

害の分類:ネズミの異常発生等 中日新聞
名古屋港に大量ドブネズミ '94(H6).8.17
10号地埠頭にドブネズミが大発生していることが分かった。埠頭を管理する名古屋港管理組合は近く本格的駆除に乗り出す。

害の分類:ネズミの異常発生等 中日新聞
「侵入者」はネズミ '94(H6).12.17
名古屋市熱田区内のビル警備会社から「警備の赤外線装置が作動、不審者が侵入したらしい」と110番。熱田署員が急行して調べたが、全く異常はなかった。その後、調べたところ、クマネズミがビル内を動き回って、赤外線が感知していたことが分かった。

害の分類:ネズミの異常発生等 西日本新聞
クマネズミ天下 '96(H8).1.8
<下水道完備、高層化・・・ドブネズミが激減> 九州一の繁華街、福岡市天神に生息するネズミの主役がドブネズミからクマネズミに交代した。都市部で勢力を伸ばしているクマネズミによる被害は、経済や衛生面にとどまらず、店のイメージを損なう「信用的被害」がより深刻であるという調査結果を、ねずみ駆除協議会がまとめ、近く研究会で発表する。(なお、同様の記事が他の11紙にも掲載された)

害の分類:ネズミの異常発生等 信濃毎日新聞
昔、台所 今はビルの”住人” '96(H8).1.8
今年は平成に入って初のねずみ年。一昔前は民家の天井裏を走り回っていた日本のネズミたちは最近、暖かくてエサが豊富なデパートやオフィスビルなどに居を移している。

害の分類:ネズミの異常発生等 朝日新聞
東京駅前 JRビル被害急増 '96(H8).3.4
JR東日本の本社などが入っているJRビルが、ネズミのいたずらに悩まされている。しかし、近く売却される老朽ビルだけに、むき出しの配管などを改修する計画はなく、ネズミの暗躍は続きそうだ。

害の分類:ネズミの異常発生等 西日本新聞
天神にネズミ繁殖中 '98(H10).11.4
九州一の繁華街、福岡市天神地区のビルや地下街にネズミが増えている。正確な数は分からないが「昨年夏ごろから目立ってきた」と福岡市内のネズミ駆除業者。大型商業施設の建設ラッシュでネズミの通り道となる通気口や地下通路、ケーブル管が増えてネズミの”住環境”が整う一方、食糧事情もよく大型化しているという。

害の分類:ネズミの異常発生等 日本経済新聞
クマネズミに都心住民悲鳴 '98(H10).9.28
<都内 苦情件数、うなぎ登り> 東京など都心部の民家で、高度成長期に駆除されたはずのネズミの苦情が急増している。保健所などに寄せられる相談は、「天井裏を走り回ってうるさい」「モノをかじられる」などがほとんどで、もともとは農村部に生息していたクマネズミの仕業とみられる。生活環境の変化や住民の駆除意識の低下とも無縁ではなさそうで、都市化がもたらした現象と言えそうだ。

害の分類:ネズミの異常発生等 河北新聞
クマネズミ 街の近代化に適応 '99(H11).3.27
六、七年前に、ネズミの駆除処理をした仙台市中心部のいくつかのビルで、一向にネズミの害が収まらない状態が続いた。当時、仙台では「ビル街のネズミはドブネズミ」が常識。だが、駆除業者はドブネズミとは違うネズミの影を感じていた。「東京でクマネズミが横行していると聞いていたが、仙台でもついに逆転現象が起き始めた」。

害の分類:ネズミの異常発生等 読売新聞
不気味な復活クマネズミ '98(H10).7.8
<都内の住宅地で被害急増> 住宅から駆除され影を潜めていたネズミの被害が、東京都内の住宅地を中心に増えている。雑居ビルなどに生息していたクマネズミで、20~30年ぶりに、再び一般住宅に帰り始めたとも見られる。理由ははっきりしないが、人間の暮らし方の変化に乗じ生息域を広げているようだ。

害の分類:ネズミの異常発生等 朝日新聞
ネズミ騒動 急増中 '00(H12).1.31
最近、都市部の住宅地にネズミが頻繁に出没して、人々を驚かせている。東京都内では、ここ数年で苦情・相談件数が10倍以上になった区もあるほど。ネズミの移動の活発化やネズミを見慣れていない人の増加なども背景にあるようだ。冬は死体が腐りにくいため、今が退治には格好の季節。専門家はネズミを寄せ付けない環境づくりや毒えさによる駆除を勧めている。

害の分類:野ネズミによる害 北海道新聞
ネズミの大群 森林食う '94(H6).9.29
釧路管内の森林で二十数年ぶりに野ネズミが異常繁殖し、樹皮をかじり取られた木が枯れる被害が続出している。このネズミは体長6cmほどのエゾヤチネズミで、植林されたばかりのカラマツの樹皮を食い荒らしている。

害の分類:野ネズミによる害 北海道新聞
エゾヤチネズミ大発生 '95(H7).11.14
<道など殺鼠剤散布> エゾヤチネズミが7年ぶりに全道各地の森林で大発生している。本種はカラマツの樹皮を食い荒らす林業の大敵。道や営林署は殺鼠剤の空中散布など、本格的な駆除に乗り出した。ただし、環境への影響も懸念される。

害の分類:野ネズミによる害 東奥日報新聞
津軽のリンゴ樹 ネズミ食害多発 '96(H8).4.16
津軽地方で野ネズミによるリンゴ樹の食害が多発している。県りんご協会は「樹勢が弱る前に、急いで後処理を」と呼び掛けている。

害の分類:野ネズミによる害 茨城新聞
筑波山系のブナ林衰退 '96(H8).7.18
<野ネズミの食害?> 筑波山や加波山など筑波山系に残る貴重なブナの天然林が近年衰退し、その原因として、ネズミによる食害の可能性の高いことが農水省森林総合研究所の研究調査で分かった。

害の分類:野ネズミによる害 北海道新聞
街路樹でネズミ食害多発 '99(H11).5.7
雪の消えた岩見沢市内の農村部で、エゾヤチネズミによるとみられる街路樹の食害が多発、六日までにヤマモミジなど約170本の被害が確認された。ネズミの大量発生や積雪期間の長期化によるエサ不足などが原因ではないかとみられている。

害の分類:野ネズミによる害 読売 (大阪) 新聞
食害に泣く大山の天然記念物 '99(H11).6.16
国立公園・大山の弥山山頂付近を覆う国の天然記念物・ダイセンキャラボクの群落の一部が野ネズミの食害に遭い、枯れていることが「大山の頂上を保護する会」の調査で分かった。

害の分類:野ネズミによる害 北海道新聞
サクランボの実がならない '99(H11).7.6
札幌市の定山渓や藤野などで果樹農家が栽培しているサクランボが、昨冬の寒波と今春のネズミによる食害で、壊滅的な打撃を受けている。九割の樹木が実を付けず、被害金額は七千万円に上る見通しだ。

害の分類:野ネズミによる害 上毛新聞
田畑の野ネズミ駆除剤 '00(H12).1.31
<ペット誤食相次ぐ> 田畑や土手などにまかれている農薬をペットが食べ、動物病院に運ばれる事故が群馬県内各地で相次いでいる。野ネズミ駆除のための殺鼠剤が原因とみられ、これを犬、猫が口にすると、呼吸困難やけいれんなどの中毒症状を起こし、最悪の場合は死亡することもあるという。動物病院の獣医らは「万一、殺鼠剤を食べてしまったら、すぐに吐かせるなどの応急処置を取ってほしい」と注意を促している。

害の分類:その他の害 東京新聞
インドのペスト禍で接種希望が殺到 '94(H6).10.6
<ワクチン足りない>インド西部でのペストの流行で、同地方への旅行者などのワクチン接種希望が相次いでいる。わが国では大正15年以来ペスト患者の発生がないため、厚生省はワクチンの緊急増産を指示したが、ワクチン不足は当分続きそうだ。

害の分類:その他の害 朝日新聞
農作物の救世主 生態系むしばむ '95(H7).12.5
ネズミを駆除するために放したイタチが離島などで大繁殖し、生態系に深刻な影響を与えている。沖縄県座間味島ではウミガメが、伊豆諸島では野鳥のアカコッコが被害を受けている。環境庁は来年度から一部の離島でイタチの駆除作戦を始める。

害の分類:その他の害 中日新聞
ネズミに消防車走る '95(H7).9.30
愛知県豊田市内の男性から「天井裏から火が燃えるような音が聞こえる」と119番通報。消防車2台が出動。天井裏をのぞくと、大量のネズミのフン。ネズミが何かをかじる音を、火が燃える音と勘違いしたらしい。

害の分類:その他の害 産経新聞
食品異物混入 トラブル増加 '97(H9).10.6
ゴキブリや釣り針、たばこからヘビの抜け殻などの異物が食品に混入された事故やトラブルが増えている。異物混入をめぐっては、平成6年の緊急輸入米にネズミのフンなどの混入が多発したほか、翌7年にはミネラルウオーターの浮遊物が問題になった。

害の分類:その他の害 中国新聞
都会のネズミ・傾向と対策 '99(H11).1.23
広島南道路の建設に向け、立ち退きが進む地域の周辺で、ネズミによって色んなものがかじられる被害が話題になっている。

害の分類:その他の害 京都新聞
都市の天敵 電線ガブリ '99(H11).2.6
「ファクスの電話線をかみ切られた」「赤外線の防犯センサーが誤作動した」「パソコンに接続した電線がショートした」 すべてネズミの仕業だ。ハイテク機器に囲まれた現代社会。一本の配線をかみ切られるだけで、都市機能や日常生活が混乱に陥る危険がつきまとう。

害の分類:その他の害 北海道新聞
有害物質摂取指標のP450 '99(H11).3.3
体内で解毒作用を持つ酵素「P450」の増加を調べ、有害物質による汚染の指標にしようとしている北大の藤田正一教授らが、道内三か所のエゾヤチネズミを調べたところ、農村のネズミで大幅に増加していた。

害の分類:その他の害 産経新聞
ネズミ1匹 女性を監禁 '95(H7).9.12
東京都中央区内のビルで、ネズミが原因で停止したエレベーターに女性が約13時間も閉じ込められた。その後の調べでエレベーターを昇降させる滑車にネズミが挟まっていることが判明した。

国外編
害の分類:衛生上の害 山陽新聞
インドでペスト '94(H6).9.25
<44人死亡、パニックに>インド西部で死亡率の高い肺ペストが発生、州当局が44人の死亡を確認した。インドでは1950年ごろまでは毎年1万人以上が肺ペストで死亡していたが、66年の8人を最後に死者は確認されていない。

害の分類:衛生上の害 神戸新聞
ネズミ媒介ハンタウイルス '97(H9).2.7
<人間同士で初感染か> 米疾病対策センター(CDC)の研究者らは、ネズミが媒介し、重症な場合は呼吸困難に陥って死亡する「ハンタウイルス感染症」が人間から人間へ直接感染した可能性のある最初の例がアルゼンチンで見つかったと発表した。

害の分類:衛生上の害 朝日新聞
「前科者」ネズミ 放置の母を逮捕 '98(H10).5.24
米テキサス州の警察当局は、飼育箱を逃げ出したペットのネズミが生後6か月の赤ちゃんをかみ、大けがをさせた事件で、不注意だったとして赤ちゃんの母親の逮捕状を取った。このネズミは先月、上の子をかんだ”前科”があるという。

害の分類:衛生上の害 信濃毎日新聞
エルニーニョで感染症猛威 '98(H10).6.13
史上最大規模とされるエルニーニョ現象の影響で、デング熱などの感染症が世界的に猛威を振るっている。降雨パターンが変化し、病原体を媒介する蚊やネズミが増えたのが原因らしい。

害の分類:交通禍 産経新聞
ネズミ1匹ジャンボとめる '94(H6).10.9
インド航空機に搭乗していた乗客が機内でネズミを見つけて騒ぎ出したため、フライトが離陸直前になって中止された。同国ではペストが大発生したばかりだったため、外国人乗客を中心にパニック状態となった。

害の分類:交通禍 山梨日日新聞
ネズミ1匹大捕り物 '94(H6).12.17
スカンジナビア航空は、機内で見つかった1匹のネズミを追い出せなかったばかりに、乗客にネズミと同席をお願いするわけにもいかず、旅客便1便をまるまる回送する羽目になった。

害の分類:交通禍 岐阜新聞
ネズミでよかった '96(H8).2.21
香港から春節(旧正月)を利用した旅行客らを乗せたバンクーバー行きの航空機に、定員外のネズミ1匹が搭乗、機内を走り回り、大混乱となった。ネズミは機内食用のコンテナから機内に侵入したもので、バンクーバーで取り押さえられた。

害の分類:交通禍 岐阜新聞
ネズミ繁殖し運行妨害 '99(H11).1.16
昨年6月に開港したクアラルンプール国際空港でネズミが繁殖、旅客機の機内に侵入して運航を妨害するケースも起きており、空港当局は駆除対策に躍起だ。

害の分類:ネズミの異常発生等 山梨日日新聞
英国でネズミ急増 '94(H6).4.17
厚生当局が全国1万世帯を対象に調査したところ、4.6%の家庭でネズミがすみついていることが分かった。

害の分類:ネズミの異常発生等 産経新聞
ネズミ急増 人口×5=35万匹 '94(H6).8.25
イタリアのベネチアでネズミが異常発生、市当局に住民から苦情が相次いでいる。市当局によると、ネズミの数はここ数年で2倍に増え、約35万匹に達している。

害の分類:ネズミの異常発生等 福井新聞
宮殿にネズミ、害虫 英王女新たな悩み '97(H9).2.7
ロンドンのバッキンガム宮殿にネズミや害虫がはびこり、皇太子の離婚問題などのスキャンダルで心労が重なるエリザベス王女の新たな悩みの種となっている。

害の分類:食糧の被害 岐阜新聞
国を挙げネズミ退治 '97(H9).9.26
ネズミによる穀物被害が深刻なバングラデシュで「貴重な食糧を救おう」と1か月にわたるネズミ退治が始まった。同国では穀物被害が年間50万トンに達するとみられ、これは300万人分の食糧に相当する。

害の分類:食糧の被害 京都新聞
ネズミ退治 首相が指示 '98(H10).2.25
ベトナムではネズミによる田んぼの被害が放置できない状態となっており、ファン・バン・カイ首相がネズミ退治に力を入れるよう政府機関や各省に指示した。田畑の被害は年々増加し、1996年は37万5千ヘクタールに上っている。

害の分類:その他の害 読売新聞
”奇病”原因はネズミ用毒薬 '95(H7).11.22
中国広東省紙、羊城晩報は、同省の農村で発生した家畜や村民が死亡する奇病は、殺鼠剤が原因だったと伝えている。これまでに村民16人が死亡し、死体から毒性の高い殺鼠剤成分が検出されたという。

害の分類:その他の害 新潟日報新聞
巨大ネズミごチュー意 '97(H9).11.28
体長60cmものお化けネズミがチリの首都サンティアゴ郊外で出没、農家の鶏や子ヤギを襲撃して住民を驚かせている。

害の分類:その他の害 産経新聞
タンス預金 6000ドル大損 '98(H10).11.28
銀行システムが事実上マヒ状態に陥っているロシアで、自己防衛策として、財産の米ドル札をタンス預金していた市民が六千ドル(約72万円)をネズミにかじられて財産を失った悲喜劇が大きな話題となっている。

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